2025/04/17(木)
マグネシウム本当に足りてますか?
以下の症状はマグネシウム不足かもしれません。
・偏頭痛、 ・生理痛 ・足のつり ・目のピクピク、 ・超慢性の肩凝り
今回は、そんなMg不足症状の解消法を3つおしえます。
まずどうしてこれらの症状があるとMg不足を疑うのか。
それはMgが「筋肉を緩ませる作用」を持つから、
上記の症状はそれぞれ頭・足・目・肩の筋肉が緊張していることを表しています。
よってこれらの症状を複数抱えている場合は、筋肉を緩ませる作用を持つMgが足りない可能性が高いのです。
加えて、甘いものの中でも特にチョコレートの欲求が強い人もMg不足を疑います。
カカオにはMgが豊富に含まれているため、体が無意識に欲してくるのです。
さて、今回教えるマグネシウム不足の解消法は以下の3つです。
①マグネシウムサプリを摂る ※以下Mg
②塩化マグネシウムを使う
③カルシウム摂取取量を減らす ※以下Ca
①Mgサプリを取る
Mgサプリはたくさん種類があるのでなかなか選び切れないと思います。
真っ先に除外してほしいのはCaが含まれているサプリと酸化Mgが含まれているサプリです。
詳しい理由は割愛しますが、この2つを除けば概ね間違いはありません。
Mgサプリからは1日400~800mgくらい摂ります。
Mgには「腸内に水分を集める」と言う作用があるので 取りすぎればちゃんと下します。
(以前、ヨーロッパの水が一時期はやったことがありましたが、ヨーロッパの水は硬水で、Ca,Mg,ミネラルが多く、日本人が飲むとおなかを下しやすいからなんです。)
つまり下すギリギリ量がMgの1日最適量です。
もちろん食材からもMgを摂ることができますが、 すでに上記の不足症状が複数出ているような場合は、ひとまずサプリをメインに不足状態を回避して、心身ともに余裕が出たら食材由来を増やす方がいいです。
「目的地まで徒歩で行くこともできるけど、足を怪我しているなら無理せずタクシーを使いましょう」と言うイメージですね。
②塩化Mgを使う
塩化マグネシウムとはいわゆる「にがり」のことです。
摂取しても良いのですが、こちらは腸内環境が悪い場合に使える方法です。
腸内環境が悪いと言うのは、便秘や下痢やお腹の張りがある状態です。
こういう時はMgを腸から全身へ吸収させる能力が落ちているので、せっかく摂取しても必要な細胞まで届いていないことが多いです。
そこで塩化Mgです。Mgは腸からだけでなく、皮膚からも吸収(経皮吸収)することができます。
つまり腸を介さずにMgを体内に取り込むことができるんですね。
ちなみに①と併用してもOKです。
塩化Mgをお風呂に200~300g入れて、じんわり気持ちいいと感じるまで浸かってみてください。
普段よりも温まる感覚や、ぐっすり眠れる感覚があれば、効いている証拠です。
エプソムソルト(=硫酸Mg)でも同様の効果が得られますが、最近は塩化Mgの方が効くと言うお声を多く頂いているので、塩化Mg推しですが‥
上から流し貯める場合でしたら塩化Mgを使用、お風呂が循環式の場合は循環するパイプがさびるため気をつけてください。
循環式の場合は、エプソムソルト(=硫酸Mg)の方が良いです。
④Ca摂取量を減らす。
先ほど「Mgは筋肉を緩ませる作用がある」と言いましたね。 実は このMgとシ—ソ—のような関係にあるのがカルシウムです。(以下Ca表記)
Caは逆に筋肉を緊張させる作用があります。
こうしてMgとCaで筋肉の張りをいい感じに調整しているのです。
ここで勘のいい人は気づきましたね?
Mgを普通に食事から摂っていても、Ca摂取量が圧倒的に多いと相対的にMg不足になってしまいます。MgとCaはバランスが大事なのです。
そして
Caの摂取量が高くなりやすい人はズバリ。「乳製品が好きな人」 牛乳はCaが極端に豊富なため、
Mgとのバランスが崩れやすいのです。
コーヒーよりもカフェラテ、パスタと言ったら、カルボナーラ、好きなスイーツはクリーム系みたいな人、日常的にCaを大量摂取している可能性があります。
「乳製品の摂取量を減らしただけでMg不足の症状が減りました!」 と言う報告はたくさんいただいています。
乳製品のおいしさはもちろん理解できるので、グルメを楽しみつつ、CaとMgのバランス修正をやってみてくださいね。
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